名古屋フィル第361回定期演奏会~夏風の中で

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名古屋フィルハーモニー交響楽団第361回定期演奏会

2009年9月5日(土)16:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

指揮:ティエリー・フィッシャー(常任指揮者)
ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ

曲目:【ストラヴィンスキー三大バレエII】
  ウェーベルン/牧歌『夏風の中で』
  ベルク/ヴァイオリン協奏曲『ある天使の想い出に』
  (アンコール:モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第三番より
          第二楽章)
  ストラヴィンスキー/バレエ『火の鳥』全曲

今回の名フィル定期のメインは、6月の定期「春の祭典」
引き続き、常任指揮者T.フィッシャーによる、ストラヴィンスキーの
三大バレエがメインです。

しかし今回は、現在世界で最も実力あるヴァイオリニストの
一人として評価されているデュメイさんがいよいよ登場です。
一回券の代金が、通常より2,000円づつ高かったのは
デュメイさんのギャラが高いからでしょうか…。

そのデュメイさん、持ち味の美しい音色で、
ベルクの超難曲を巧みな歌い口で聴かせてくれました。

といっても、デュメイさんの演奏には、
派手さやあざとさは微塵も感じられません。
CDで聴くベートーヴェンやブラームスのソナタと同様、
作品そのものの美しさを徹底して追及していきます。

オケの音量が大きな場面でも、デュメイさんの音色は決して
濁ることはありません。
アンコールのモーツァルトも、まさに至福のひとときでした。

冒頭のウェーベルンとメインのストラヴィンスキーで、
フィッシャーさんは、ドビュッシーの作品のようにオケの音色を
コントロールしているようでした。
ウェーベルンでは、それはけっこう成果を上げていました。

しかし、それと同時に、速めのテンポでシャープさをも追求しよう
としていたストラヴィンスキーでは、長い全曲版ということもあって
集中度の面で消化不良感が残り、アンサンブルの精度にも
やや問題点が感じられたのがやや残念でした。

次回の10月定期は、尾高忠明さんの指揮で、
メインはエルガーの交響曲第二番。
これまた長丁場の曲ですが、次回は期待しましょう。


完ペキな「火の鳥」をご希望でしたらこちらはいかがでしょうか。





次回のメイン、エルガーの交響曲集。価格もおトクです。





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この記事へのコメント

2009年09月16日 15:05
まいどさんでござんす。

デュ名、いや、デュメイ。
一体!本国で!何か!あったんかしら?

だって。
→ 関フィル「音楽監督」に就任

http://www.asahi.com/kansai/entertainment/news/OSK200909140011.html

監督だっせ、監督。
しかも11年から5年間?!

よっぽど本国でメシが食えなくなったか?
それとも地球の裏側で指揮者の練習したく
なったか?

う~む。ナゾでございまする・・・・



2009年09月17日 21:53
うたえもんさま、コメントありがとうございます。
そうですか、デュメイが音楽監督とはすごいですね!
まあ、昔、シカゴ響のコンマスが、指揮者をやりたいがために、大阪センチュリーのコンマスに就任した例もありましたからね…。
今後ともどうぞ宜しくお願いします。

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