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<<   作成日時 : 2011/02/20 22:42   >>

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東京交響楽団第586回定期演奏会

2011年2月19日(土)18:00 サントリーホール
指揮:クラウス・ペーター・フロール
曲目:ハイドン/交響曲第101番ニ長調「時計」
    ブルックナー/交響曲第5番変ロ長調WAB.105<ノヴァーク版>

東京で会社の研修があった帰り、サントリーホールでやっていた
東京交響楽団の定期演奏会に立ち寄りました。

この日はマレーシア・フィルの音楽監督である
クラウス・ペータ・フロールの定期初登場。
フロールとマレーシア・フィルは、2009年9月の名古屋公演
聴いています。

サントリーホールでのブルックナーの5番といえば、
2006年にアーノンクール/ウィーン・フィル、
2007年にティーレマン/ミュンヘン・フィル、
そして昨年のブロムシュテット/N響定期と、
幸いにもここ近年、数多くの名演に接しています。

この日はあいにく前半のハイドンには間に合いませんでしたが、
ノンヴィブラートによる古典的な演奏だったとのこと。

後半のブルックナーは、音楽監督であるスダーンによる
シャープなアプローチとはまた一味違う、ロマンティックで重量感ある
演奏が楽しめました。

この日はセカンドヴァイオリンを右手、低弦を左手に置いた対面配置。
そして、トランペットとトロンボーンを右手のかなり斜めに配置して
いました。
例えば第4楽章の練習記号F〜G(137〜160小節)でのホルンとの
エコーなど、その効果は絶大でした。

また、第2楽章や弱音部での濃厚な表現など、フロールからのかなり
細かい要求に応えた東響の好演が印象的でした。

さて、今回もひとつ残念なことがありました。

ブルックナーの5番は、第4楽章コーダの最後の音が鳴ってから、
さらに1小節、全休符があります。

指揮者は2/2拍子で1小節を2つに振りますが、最後に鳴る音が
1拍目に鳴ってから、音のない拍が3つあるということになります。
フォルテ3つの大音響が、完全に空間から消え去るまで、
音楽は続いているということではないかということだと思います。

フロールは、この演奏会でそのとおり振っていました。
しかし、振り終わらないうちに、どこかから「ブラボー」が。

楽譜がこのようになっていることなど、ご存知でない方が多いと
思うので、感動された方が拍手を始めるのはいいと思うのですが、
わざわざ「ブラボー」という声を上げる方には、事前に楽譜を確認して
おいていただければ・・・と思います。

また、指揮者のあの動きに注視していれば、少なくともあのタイミングで
声を上げることはないだろうと思われます。

東響の新潟公演は来週27日。
大友直人指揮でスタンフォードの交響曲など、
珍しい曲が聴けるのが楽しみです

この日の指揮者、フロールのディスクを3枚ご紹介します。





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