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zoom RSS 名古屋フィル第366回定期演奏会「早春」

<<   作成日時 : 2010/03/01 00:35   >>

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名古屋フィルハーモニー交響楽団第366回定期演奏会
「早春」


2010年2月26日(金)18:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

指揮・オーボエ*:ハインツ・ホリガー
ハープ*:ウルスラ・ホリガー
ソプラノ**:秦茂子

曲目:ラヴェル/スペイン狂詩曲
    ルトスワフスキ/オーボエとハープのための二重協奏曲*
    (アンコール)ルトスワフスキ/3つの断章より第1曲「魔法」
    ホリガー/クリスティアン・モルゲンシュテルンの詩による
          6つの歌**〈日本初演〉
    (アンコール)上記より第3曲「蝶」
    シューマン/交響曲第1番変ロ長調 作品38「春」

名フィルの今シーズン定期で、12月と並んで最も注目すべき
プログラムを聴きに行きました。

オーボエ界の第一人者で、作曲家としても多くの実績を誇る
ハインツ・ホリガーが、自作の日本初演を携えての登場です。
しかも、ソリストとしても登場するとは!

ホリガーの作品といえば、1998年10月の大阪センチュリー交響楽団
の定期で、トーマス・ツェートマイアーを独奏に招いた
ヴァイオリン協奏曲の日本初演を聴いたのが初体験です。

確か45分ほどの長い全編にわたり緊張感が漂う難しい曲で、
大阪センチュリー響もリハーサルを1日増やしたとのこと。
ホリガーが最も信頼する演奏家であるというツェートマイアーの
超絶技巧ともども、たいへん満足感の残る演奏会でした。

さて、ルトスワフスキの作品、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団
今月の定期演奏会でもホリガーによって演奏されていますし、
関西フィルも昨年の10月に演奏しているので
関西ではお聴きの方が多いでしょう。

弦楽器11名と打楽器3名が、合奏協奏曲のように交互に
演奏しますが、さすが、ホリガーのために作曲されただけに、
緊迫感あふれるこの曲を完璧に手中に収めたホリガーの技巧を
存分に楽しめました。

ドビュッシーをさらに緻密にしたような柔らかな響きが求められる
自作でも、名フィルからうまく色彩感を引き出せていたと思います。

さて、後半のシューマンの前のチューニングですが、
交響曲は変ロ長調ですので、弦楽器がいつものようにAで
合わせたあと、管楽器はB♭で。

ホリガーの指示だと思われますが、
この選択は理にかなっていますね。

シューマンの交響曲の中でも、第一番「春」はこれまで実演に接した
記憶になく、CDもそれほどよく聴く曲ではありません。

言いたいことがうまく曲に収まっていないというか、どうもちぐはぐな
構成のまま完成してしまったような感じが拭えないように思われて
しまいます。

今回の演奏では、ホリガーは「一部に」マーラー編曲版を
使用したとのこと。

マーラー編曲版が、どのように原曲と違うのかは、
不勉強ながら知らないのですが、冒頭のファンファーレは
原曲よりも3度低く、全く違った印象を感じます。

ホリガーは、第3楽章の第一トリオを目いっぱいテヌート気味にしたり、
管楽器の1番奏者と2番奏者が同じ音を伸ばす箇所で強弱の部分を
変えてみたりと、濃厚な響きを作り出そうと試みていました。

ホリガーの演出なのか、マーラー版がそうなっているからなのかは
存じ上げないのですが、第4楽章のホルンのソロで、ゲシュトップフを
用いて、ナチュラルホルンのような響きを聴かせていたのも
ユニークでした。

常任指揮者ティエリー・フィッシャーの人脈で実現した今回の共演、
なかなかの成功であったといえるでしょう。

さて、今シーズン最後を飾る次回の定期演奏会は、
音楽監督を務めるマレーシア・フィルとともに昨年9月に
このホールに登場したクラウス・ペーター・フロールが客演です。

リヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」ももちろん楽しみですが、
めったに生で聴く機会のないディーリアスの佳曲、
「春初めてのカッコウを聞いて」も聴き逃せませんね!

ルトスワフスキの「二重協奏曲」のCDです。

ルトスワフスキ / <管弦楽曲集8>ニ重協奏曲 / ダンス・プレリュード / チェイン第1 / 他...


シューマンの交響曲のマーラー編曲版、
私もこの全集で勉強してみようと思います。

シューマン / 交響曲全集(マーラー編曲版) シャイー&ゲヴァントハウス管弦楽団(2CD) 輸入...


シューマンの1番、私が昔、LPでよく聴いていたのはこの演奏です。
クーベリック/バイエルン放送響の録音はどれもよかったですね。

シューマン:交響曲第1番「春」 交響曲第3番「ライン」


「アルプス交響曲」、最近出たこのCDは聴いてみたいですね!

【送料無料】シュトラウス(リヒャルト) / アルプス交響曲 ハイティンク&ロンドン交響楽団 ...


「春初めての・・・」「揚げひばり」はどちらもこのCD1枚で楽しめます。
値段も安くていいですね!

愛の挨拶〜イギリスの優しき調べ/デイヴィス / ディヴィス(アンドリュー)


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