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zoom RSS 名古屋フィル第360回定期演奏会〜真夏の夜の夢

<<   作成日時 : 2009/07/11 22:49   >>

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名古屋フィルハーモニー交響楽団第360回定期演奏会

2009年7月10日(金)18:45開演
愛知県芸術劇場コンサートホール

指揮:鈴木雅明
語り:毬谷友子 ソプラノ:柏原奈穂、松井亜希
女声合唱:愛知県立芸術大学女声合唱団(合唱指揮:長谷順二)

曲目:【メンデルスゾーン生誕200年記念プログラム】
 メンデルスゾーン/
   演奏会序曲『ヘブリーデン(フィンガルの洞窟)』作品26
   交響曲第4番イ長調 作品90『イタリア』
   劇音楽『真夏の夜の夢』作品21,61 全曲

6月の定期「春の祭典」からガラッと趣が変わり、
今月はメンデルスゾーンの美しい音楽の特集です。

指揮はバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)を率いる、
日本が誇るバッハのスペシャリスト、鈴木雅明さんです。

鈴木さんは、最近内外のオケへの客演が増えているようで、
今年は名フィルの他にも、東京シティ・フィルの3月の定期で
ヘンデル、ハイドンとメンデルスゾーン、京都市交響楽団でも
11月にモーツァルトを振られます。

鈴木さんの指揮するBCJの演奏会は、
これまでたびたびこのブログでも紹介していますが、
本日の演奏からは、鈴木さんがいつもコテコテの宗教音楽を
演奏しているというイメージとは全く違う一面、つまり、
純粋な音楽としての楽しさを目いっぱい引き出そうとしていることが、
強く感じらせました。

鈴木さんが指揮台に乗っているところも、指揮棒を持っているところも
初めて見ます(苦笑)。

演奏のスタイルは、BCJのような正確無垢で純粋な響きを
目指したものではなく、かなりたっぷりした響きで、
エネルギッシュな推進力が印象的でした。

弦楽器は、全てノンヴィブラートで弾かせていたわけではありません
でしたが(そのように指示はしていたもののオケが弾いていなかった
だけかもしれませんが)、「イタリア」の第二楽章や「真夏の夜の夢」
の「夜想曲」において、メランコリーを強く感じさせたところなど、
ノンヴィブラートでリハーサルを繰り返した形跡が伺えました。

一時間を越える「真夏の夜の夢」全曲も、長さを全く感じさせず
説得力ある演奏を聴かせたところはさすがと思わせましたが、
オケに時折発生したアンサンブルや音程の乱れは、初登場である
鈴木さんの指揮ぶりへの戸惑いから来るものだったのでしょうか。

できれば、鈴木さんにはぜひ来年も客演していただきたいと思いました。
モーツァルトもいいし、シューベルトやブラームスの人間臭い
シンフォニーも聴いてみたいですね。

そして、今回の目玉は、なんといっても語りの毬谷さん。
なんと豊かな表現力!

あいにく、サイドの席だったせいか、セリフがやや聞き取りづらかった
のですが、クラシックのマニアにも、そしてまだなじみの薄い方にも、
たいへん楽しめる演奏会になったと思います。

コンサートのあとは、つい最近、結婚(入籍)記念日だったので
奥さんと遅めのディナー。
お店は内緒です(苦笑)。

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さて、名フィルの定期、次回は9月で、常任指揮者フィッシャーの登場。
曲目は、ウェーベルン/『夏風の中で』、ベルク/Vn協奏曲『ある天使の
想い出に』、ストラヴィンスキー/『火の鳥』全曲です。

ベルクのソロは、オーギュスタン・デュメイ!
来年2月の定期のハインツ・ホリガーと並ぶ豪華キャストで楽しみです。

「真夏の夜の夢」は抜粋になってしまいますが、
今回の3曲が全て楽しめます。

メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」&劇音楽「夏の夜の夢」他





「真夏の夜の夢」全曲では、ブリュッヘンの新盤が楽しみですね。

Mendelssohn: A Midsummer Night's Dream / Frans Bruggen, 18th Century Orchestra, etc





日本語の語りがよろしければ、こちらはいかがでしょうか。

メンデルスゾーン:夏の夜の夢/小澤征爾、ボストン交響楽団





9月の「火の鳥」、名フィルのプログラムでは、お勧めCDとして、
ラトル、ゲルギエフ、ブーレーズ指揮のものが挙げられていましたが、
マイケル=ティルソン・トーマス(MTT)指揮のもののほうが、
フィッシャーで聴くのに参考になるのではないでしょうか。

Stravinsky: Firebird (2/1998), Rite of Spring (9/1996), Persephone (6/1997) / Michael Tilson Thomas(cond), San Francisco Symphony Orchestra





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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
TB、ありがとうございました。
僕は逆側(2階L)で聴きました。
毬谷さんの語りが素晴らしかったですね。

僕は終演後に世界の山ちゃんへ・・・(苦笑)
ひろ
URL
2009/07/12 21:33

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