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zoom RSS チェリビダッケのシューマンの4番

<<   作成日時 : 2007/04/15 00:07   >>

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こちらでもご紹介した、大指揮者セルジュ・チェリビダッケとミュンヘン・フィルの1986年来日公演のライヴ録音第二段のCDが届きました。
曲目は、シューマンの交響曲第4番、ムソルグスキー(ラヴェル編曲)の「展覧会の絵」に、アンコールで演奏されたドヴォルザークのスラブ舞曲第8番です。

CDに耳を傾けてみると、21年前、大阪のフェスティバルホールでの、同じ曲目での公演を聴いた記憶が、昨日のように湧き上がってきました。

私が、チェリビダッケを知ったきっかけは、中学生の頃、京都の映画館「祇園会館」で観た、「フルトヴェングラーと巨匠たち」という、ベルリン・フィルと大指揮者たちについての映画でした。

この映画では、第二次世界大戦直後、公職追放された常任指揮者に代わって、当時ベルリン・フィルを多く指揮していたチェリビダッケが、廃墟と化したコンサートホールで、ベートーヴェンの「エグモント」序曲を指揮しています。

血気盛んに髪を振り乱した熱い指揮ぶりが、音楽に目覚めて間もかった私にはたいへん印象的でした。

さて、1986年の大阪公演で実際に目にした巨匠の指揮ぶりは、若い頃の映像とは全く異なり、ほとんど大きなアクションのない、悠然としたものでした。

このCDでとりわけ素晴らしいのは、シューマンの交響曲第4番。
第3楽章から切れ目なく続く第4楽章の序奏部分は、実演では腰を抜かしそうになるほどの体験でした。
録音でも、チェリビダッケの「喝」とともに、その迫力が手に取るように伝わってきます。

崇高なファンファーレ風のモティーフ、クライマックスでトロンボーンがD(レ)音を高らかに響かせる箇所。

全身から鳥肌が立って、しかもそこから汗が吹き出してくるような緊張感と高揚感・・・。

あの瞬間、チェリビダッケの「オーラ」と、オーケストラの団員や聴衆の熱気で、フェスティバルホールの空間の気温が数度上がっていたことは、間違いないでしょう。

もう、あんな巨匠は現れることはないでしょう。
でも、自分が亡くなったあとに、あの世のどこかで、素晴らしい演奏を聴きにいくことができるかもしれませんね。

Mussorgsky: Pictures At An Exhibition; Schumann: Symphony No.4; Dvorak: Slavonic Dance No.8 / Sergiu Celibidache, Munich Philharmonic Orchestra





こちらは、「フルトヴェングラーと巨匠たち」のDVDです。
フルトヴェングラーと巨匠たち(DVD)


こちらは、来日公演のCDではありませんが、チェリビダッケ指揮のシューマンの録音です。
シューマン:交響曲第3番「ライン」&第4番
シューマン:交響曲第3番「ライン」&第4番

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