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zoom RSS 朝比奈隆指揮/シカゴ交響楽団

<<   作成日時 : 2006/12/24 14:44   >>

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以前にもご紹介した、朝比奈隆さんが1996年にシカゴ交響楽団(CSO)に客演した時の模様を収録したDVDが届きました。
曲は、ブルックナーの交響曲第5番です。

何はともあれ、朝比奈さんのブルックナーもさることながら、CSOの凄さに改めて脱帽しました。

CSOは、世界最強のブラスセクションがとかくクローズアップされがちですが、ショルティ、バレンボイムに鍛えられた緻密なアンサンブルが素晴らしいオーケストラです。

朝比奈さんの棒は、はっきり言って分かりづらいところが多々あり、しかもリハーサルと本番で全く違うテンポになったりするので、初顔合わせのオケにとっては、なかなかやりづらいのではないかと思います。

この映像でも、アンサンブルが微妙に崩れかかっているところがあり、指揮者もオケも、手探りの状態を残しながら本番を迎えたことが伺えます。

それでも、ダイナミクスのコントロールなど、細かい部分の規律がしっかりしているところはさすがです。
こうしたところがよく分かるのも、映像ならではの醍醐味ですね。

この映像では、朝比奈さんの指揮もかなりしっかりとしていて、スケルツォもしっかり振り終えていらっしゃいました(大フィルではコンマスの合図は必要でした)。

そして、なんといっても、この映像の魅力は、CSO往年のスーパースターの揃い踏み!
ハーセス(トランペット)の張りのある音色、フリードマン(トロンボーン)の無駄のないシュアなアンブシュアとスライドワーク、ヴァーノン(バストロンボーン)の超人的なヴォリュームとブレス。

ハーセスさんも、朝比奈さんに関するインタビューに登場しています。
当時すでに75歳、どう見ても歯はガタガタの様子ですが、実際はどうなのでしょうか。
歯が弱っていてもあれだけ吹けるくらい、強靭なアンブシュアということなのでしょうか。

もちろん、クレヴェンジャー(ホルン)やコス(ティンパニ)の名技も堪能できて、CSOファンには垂涎の映像です。


朝比奈隆/ブルックナー:交響曲第5番

ブルックナー:交響曲第5番
ショルティ指揮の演奏はこちらです。
ブルックナー:交響曲第5番

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
TB有難うございます。仰る通り「ダイナミクスのコントロールなど、細かい部分の規律がしっかりしているところは流石」だけに朝比奈なら、本来もっと凄いはずだと思ってしまうのですよ。CSO往年のスーパースターの揃い踏みは圧巻ですね。いずれにしても、価値のあるDVDです。
William_Kapell
URL
2006/12/30 16:01
William_Kapellさま、コメントありがとうございます。
そうですね、演奏のクォリティにはやや不満も残るものの、映像はおろか最近では録音も多くないCSOの記録として、非常に価値があると思います。
今後もいろいろ書いてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
Tany
2006/12/30 22:55
TBありがとうございます!
何だか久々に『かっこいい金管楽器』を聴いた感じがしました。
今後も今回のDVDのような価値あるものが販売されることを願うばかりです。。
熊坂
URL
2007/01/08 10:43
熊坂さま、コメントありがとうございます。
CSOのスーパースターの演奏を、これほど堪能できる映像と曲は、他にないかもしれませんね。
金管楽器をやっている方には、ぜひ見ていただきたい映像ですね。
今後もいろいろ書いてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
Tany
2007/01/08 21:21
トラックバック、ありがとうございます。
やっぱり、名人揃いの金管とティンパニに注目してしまいますね。
朝日奈的な演奏ではなかったし、ショルティの時のように万全とはいきませんでしたが、まったく別の感動が得られる演奏だとも思いました。
(アーノンクールのメサイア、行かれたのですね…うらやましい!)
Studio KenKen
URL
2007/01/08 23:36
Studio KenKenさま、コメントありがとうございます。
たいへん詳細に述べておられ、感服いたします。
そうですね、いい意味でもそうでない意味でも、朝比奈さんらしくないブルックナーでしたね。
朝比奈さんも、ずいぶん慎重に、一泊めはちゃんと下に振っておられましたね(苦笑)。
去年は、アーノンクールのブルックナーとメサイアに、音楽観を一新させられた思いがします。
今後もいろいろ紹介してまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
Tany
2007/01/09 22:21

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